NPO法人 静岡山の文化交流センター

Shizuoka Mountain Cultural eXchange Center

平成30年度事業計画    29年度活動予算書


1) 井川住民講演会「森と共生する生活のあり方」
   哲学者 内山 節氏による講演会
  7月12日(木)午後6時半から8時半、実施
  場所: 静岡市井川支所多目的ホール
  共催: 井川観光協会、当NPO法人
      120名を越す参加者があり、熱気が感じられた。

   群馬県上野村と東京都内に拠点がある内山先生の文明史観に基づく
   著書は数多い。昨年は3月に 静岡市商工会議所にて 
   “森の未来・社会の未来”というタイトルで講演をいただいた。
   平易な言葉で話される先生の講演内容は非常にわかりやすく、
   上野村で体験された内容が報告されるので説得力があり、身近な問題だと
   気付かされた。
   エネルギー自給という問題は近代社会の生活を考えるとき、地球温暖化
   対策として重要な鍵となる考え方である。できるだけ化石燃料に頼らない
   生活の工夫はどのようにすればいいのか。人類の課題である。それを
   達成している上野村の事例報告を、比較的環境条件が似ている井川の
   住民に聞いていただく機会を考えた。
   近き将来、井川トンネルが開通し、多くの人の出入りが予想され、井川も
   大きく変わらざるを得なくなるだろうが、井川住民の数の増減を気に
   することなく、トンネル完成後の井川の基本条件を想定したテーマで住民の
   意識に訴えかける講演会の必要性を感じていた。井川の資源は森であり、
   南アルプスである。
   この資源を生かす工夫が今後どうしても必要になるだろう。
   そこでまず「森と共生する暮らし」について上野村の事例報告を内山先生に
   お願いした。

2)現地視察行計画(群馬県上野村)
  1.日程: 11月16日(金)午後視察
         夜、上野村温泉施設に宿泊
    出発: 6時 井川ビジターセンター前
    帰着: 17日午後15時頃
  2.場所: 群馬県上野村(高速道路下仁田IC下車、30分)
  3.見学: ペレット工場(日産4.5トン規模)
        バイオマス発電(18KW,熱27KH)
        椎茸工場等
  4.マイクロバス(ヤマエイ長島建設から借用)
  5.費用: 宿泊代約1万円
  6.備考: 静岡市街にて数名のサポーター乗車
     7時半頃新東名下、安倍街道沿いの
     施設下道路休憩所前駐車場
  7.共催: 井川観光協会
         NPO法人静岡山の文化交流センター
  8.参加員数: 先着順29名(運転手含む)

3)井川での具体的な検討会発足
   上野村視察の後に、

4)川根ネイチャーガイド養成現地観察研修会
 樹木編
  1.近田文弘氏(国立科学博物館名誉研究員)
    桜をやりたいという講師の希望で、来年の桜が満開の頃に、家山の
    桜並木で実施する。
  2.飯尾淳弘氏(静岡大准教授)
    以外の樹木についての解説説明を山犬段付近の林道にて実施予定。
    若葉の季節

地形・地質編
  3.村松 武氏(飯田市美術博物館学芸員)
    第1回目 10月14日(日)大井川筋で実施
           10名参加、鍋島・家山・千頭・奥泉・
           寸又峡等で現物を見ながら説明を受けた。
    第2回目 11月17日(土)山犬段への山道等山地で実施予定

昆虫・鳥類
  4. 杉本 武(静岡昆虫同好会
    要望があれば実施する。

5)登山ルート整備計画(光岳)
  第1回が10月3-5日、6名で実施された。
    千頭ダム→お立ち台→鹿の土俵場→三方嶺→アザミ沢のコル。
  第2回年度内に実施予定
    アザミ沢のコル→大根沢山→信濃俣→光岳

6)植林・育林計画
  植林: 大平見第二次計画(1ha)2019年3月 実施計画
  育林: 第一次植林分の下草刈り9月9日(日)
      7名で実施。その後、襲来した台風が隣地の立木(針葉樹)を
      倒したため、補助金で作った鹿柵の一部に被害が出た(10万円程度)。
      補修する間に鹿が侵入し、苗木の食害が心配される。

7)「南アルプス自然の魅力」講演会の拡大計画
  既に静岡市の事業として(環境創造課担当)、毎年夏のお盆の時期に、
  千枚小屋あたりで、20名程度で、「南アルプス高山植物保護高校セミナー」が
  過去5年間実施されてきた。山岳部やワンダーフォーゲル部の顧問教諭が
  講師となって、高山植物に興味や関心のある学生が受講している。

  この方式を静岡全域(県庁自然保護課担当)に広げたいと考えている。
  従って、静岡県の費用で学校単位の「地域学」という考え方で、「南アルプス学
  概論」講座が定着することが望ましいと考える。
  初めて取り組む学校で講師がいない場合には、講師派遣についても考慮する。
  我がNPO法人は、その手伝いを担当する。
  要は、南アルプスの啓蒙活動である。